滋賀県「環境美化の日」の取り組み
(イメージ写真)
滋賀県は「滋賀県ごみの散乱防止に関する条例(通称クリーン条例)」で、5月30日、7月1日(琵琶湖の日)、12月1日を「環境美化の日」としています。気持ちよく住むことができる美しい街づくりを目指し、ポイ捨てへの関心を広めるため定められたそうです。
条例では、県民が清掃活動に協力することやゴミのポイ捨てをしないことだけでなく、飲食料の販売事業者は空容器を回収し清掃をすること、印刷物の配布者はその印刷物が散乱しないように努めること、土地の占有者等はその土地のごみ散乱防止や利用者への啓発など、細かく定められています。また、知事がポイ捨てをした者にごみの回収等を命ずることもでき、それに違反すると罰金も科せられるそうです。
県や市町は平成31年度も5月30日頃に「ごみゼロ大作戦」、7月1日頃に「びわ湖を美しくする運動」、12月1日頃に「県下一斉清掃運動」として環境美化活動を実施。協力団体や地域住人などが参加し、県内各地の湖岸や川、道路などの清掃が行われました。各美化活動の実施計画によると、参加団体は町内会や自治会や企業、団体など様々で、参加者には子どもも含まれているようです。
美しい湖国をつくる会によると30年度の美化活動に参加した人数は「ごみゼロ大作戦」40,8414人、「びわ湖を美しくする運動」124,515人、「県下一斉清掃運動」100,839人(いづれも延べ人数)で、回収したごみの量は合計1,668トンだったそうです。
同会は会費や寄付金、県の補助金などで運営されており、清掃活動の他、ポスター制作・掲示といった啓発活動のほか、「花いっぱい活動」などの地域の環境美化活動に補助金の交付も行っているようです。
京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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