長浜の明豊建設が琵琶湖環境保全のために寄付 琵琶湖の水草を使った有機特殊肥料「湖の恵」売り上げの一部
写真提供:明豊建設
昭和13年創業の長浜の建設会社「明豊建設」が販売する有機特殊肥料「湖の恵」。その原材料は85%が琵琶湖の水草だそうです。高温の微生物発酵と加熱処理により、悪臭等のもとになる雑菌や雑草の種子が取り除かれているそうです。
写真提供:明豊建設
肥料独特の臭いはなく室内で安心して使え、首都圏でも人気があるそうです。また、古くなった土に混ぜれば健康土によみがえらせることもでき、土のリサイクルにも役立つそうです。
発売は2019年1月。有用性の高い微生物を含み、病気になりにくくさらに大きく育つと話題になり、「湖の恵」公式サイトによると、約1年で一般販売6,012袋(1袋350g)、農園等向けの農業用約20tが販売されたそうです。使われた水草は約100tにもなり、大量に繁殖した琵琶湖の水草の多くが有効利用されたそうです。2020年1月には売り上げの一部である30万円を滋賀応援基金に寄付。寄付金は琵琶湖の水草対策に役立てられるそうです。
関連URL:
中日新聞-「琵琶湖水草対策に30万円寄付 長浜の明豊建設」(2020年2月16日)
京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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