共存するアマゴとビワマス
琵琶湖の固有種・サケ科の「ビワマス」。現在は他県の湖にも存在するそうです。琵琶湖のアユやスジエビなどを食べ、2~4年かけ大きいものは60cmを越えるものもあるそうです。刺身や焼魚にして食べると美味しく、「こけらずし」(ビワマスのなれずし)の材料としても使われるそうです。
また、琵琶湖には同じサケ科の「アマゴ」も生息してす。「アマゴ」は外来種で滋賀県外来種リスト 2019では中影響外来種に指定されています。昆虫や昆虫の幼虫を食べ成長するそうで、ビワマスよりは小型ですが、ビワマスと同様に刺身や焼魚として食べられているそうです。
この「ビワマス」と「アマゴ」は同じサクラマスの仲間だそうで、稚魚のうちは見分けるのが難しいそうです。また、この2種はとても近い存在なので混ざりあってしまうことも考えられますが、現在琵琶湖では混ざりあうことはなく共存しているそうです。
しかし、河川の上流に生息するアマゴのDNA調査によると、ビワマスとの交雑が確認されたものもいたそうですが、琵琶湖で獲れるビワマスは交雑しているものはおらず、純粋なものばかりだそうです。つまり、河川を遡上して交雑したものは琵琶湖に戻らず、交雑していないものだけが琵琶湖に戻ってきているということになるようです。
京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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