滋賀の暮らしやすさは琵琶湖のおかげ!?
滋賀県のお隣・京都は夏の暑さと冬の寒さが厳しいと言われています。これは、夏は日中の熱がこもりやすく、冬は夜冷えた空気が滞りやすい「盆地」と呼ばれる地形だからだそうです。
しかし、同じように滋賀も1000m級の高い山で囲まれた盆地であるにも関わらず、京都ほど厳しい夏・冬ではないと感じる方も多いのではないでしょうか。
盆地特有の「夏暑く、冬寒い」を和らげているのは琵琶湖の「湖の水が暖まりにくく、冷えにくいこと」が影響しているようです。つまり、夏は暑いが琵琶湖が暖まりにくいため気温の上昇が抑えられ、冬は寒いが、琵琶湖が冷めにくいため気温の下降が抑えられるそうです。この作用は季節だけでなく、年間を通して最高気温・最低気温の差が少ないことにもつながるようです。
画像引用元:滋賀県―「琵琶湖の気候緩和作用」
また、滋賀県内でも琵琶湖に近い地域とそうでない地域では差がでているそうです。湖岸に近い彦根と近江盆地のほぼ真ん中の東近江(蒲生)を年間通して比較すると、ほぼ最高気温は彦根より東近江が高く、最低気温は彦根より東近江の方が低いという結果になったそうです。
画像引用元:滋賀県―「琵琶湖の気候緩和作用」
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京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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