2019年12月、滋賀県が「滋賀県外来種リスト2019」を公表
2019年12月19日、滋賀県 琵琶湖環境部 自然環境保全課 生物多様性戦略推進室は、「滋賀県外来種リスト2019」を公表しました。「滋賀県外来種リスト」が発行されるのは2016年以来です。
滋賀県公式webサイト:滋賀県外来種リスト2019を公表
「外来種・外来生物」とは、自然に分布する範囲を超えて存在する生物。故意でもそうでなくても人の移動などに伴って住処や生息地を移動し、自然分布域を超えてしまうと「外来種」となるそうです。そのなかでも、国外から入ってきたものを「外来生物」、もともと国内に自然分布していたものがその域を超えて導入されたものを「国内外来種(国内外来生物)」と呼ぶそうです。
参考URL:環境省「日本の外来種対策―用語集」
今回発行された「滋賀県外来種リスト2019」では、在来種の生態系を崩してしまう可能性のある外来種を「すでに定着している外来種」と「定着していないが警戒が必要な外来種・定着未確認」の2つに分類し、さらにそれが与える影響を大・中・小の3段階に分けてカテゴリー区分されています。例えば「外来生物」では、オオクチバスは「すでに定着している外来種」の「強影響」に分類され、ピラニア類は「定着していないが警戒が必要な外来種・定着未確認」の「強影響」に分類されています。「国内外来種」では、ワカサギが「すでに定着している外来種」の「弱影響=一般外来種」、イトヨ「すでに定着している外来種」の「強影響」と分類されています。
関連記事:琵琶湖で採れるワカサギは外来種?!
京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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