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びわ湖トピックス
2020.01.21

琵琶湖のヨシを使った文具を販売 コクヨ「ReEDENシリーズ」

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琵琶湖のヨシを使った文具を販売 コクヨ「ReEDENシリーズ」

愛知郡愛荘町に本社を持つ文具メーカー・株式会社コクヨ工業では、琵琶湖のヨシを使った商品の開発を行う「ReEDEN(リエデン)・プロジェクト」が進行中だそうです。

 「ReEDEN」は、ヨシを意味する「REED」、かえるの「Re」、さらに楽園の「EDEN」をつないだ造語で、「ヨシでびわ湖を楽園に戻そう」という願いが込められているそうです。

 「環境に配慮したエコ商品」というと、シンプルで落ち着いた色味のものを想像するのですが、この「ReEDEN」の商品はそれだけではなく、パッケージや商品のデザインとして、滋賀・びわ湖に関するイラストを用いたり、ノートの表紙の色を「竹生島」「ビワコオオナマズ」など滋賀を想起させる名前にするなど、滋賀県に縁がある方が思わず手に取りたくなるものになっているように感じます。

琵琶湖のヨシを使った文具を販売 コクヨ「ReEDENシリーズ」

 また、琵琶湖と魚の形をしたクリップや、マスキングテープ、飛び出し坊や「とび太くん」をモチーフにしたシリーズや琵琶湖博物館とのコラボ商品も展開中。中には商品そのものが紙でないものもあるのですが、ヨシを使った紙が商品パッケージの台紙として使われているそうです。

琵琶湖のヨシを使った文具を販売 コクヨ「ReEDENシリーズ」

 これら「ReEDEN」の商品は、一般的な文具店のほか、道の駅やサービスエリア等観光施設にお土産としても販売されているそうです。

 株式会社コクヨ工業では、ReEDENの商品開発以外にも、「ヨシでびわ湖を守るネットワーク」としてヨシ刈りボランティアや交流会等も行っているようです。

 ヨシは、二酸化炭素削減や琵琶湖の生態系の保全、水質の浄化等の作用があり、琵琶湖には欠かせないもの。夏によく生長し、2m~4mにもなり、その管理・保全のためやヨシ製品の材料として、刈取りが行われているそうです。

関連URL-株式会社コクヨ工業滋賀

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ライター
細川 陽子

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。